日本針路研究所

季刊『フラタニティ』創刊記念シンポジウム 自衛隊とどう向き合うか

2016年2月21日(日)午後6時〜 全水道会館
報告
 高野 孟さん (ザ・ジャーナル主宰) 日米関係の深層
 松竹伸幸さん (自衛隊を活かす会・事務局長) 護憲派の軍事戦略
 村岡 到さん (『フラタニティ』編集長) 「非武装」と「自衛隊活用」を深考する
司 会 : 西川伸一 (明治大学教授)


主催:NPO日本針路研究所

高野 孟 『なぜ、いま東アジア共同体なのか』(鳩山友紀夫など共著、花伝社)
松竹伸幸 『憲法九条の軍事戦略』(平凡社新書) 
村岡 到 「自衛隊の改組にむけた提案」(『親鸞・ウェーバー・社会主義』ロゴス)

「自衛隊とどう向き合うか」充実した場に

 二月二一日、季刊『フラタニティ』創刊記念シンポジウム「自衛隊とどう向き合うか」が東京・水道橋の全水道会館で開かれ、八〇人が参加した。主催は、NPO法人日本針路研究所。
 報告とテーマは以下の三つ。
◦高野 孟 (ザ・ジャーナル主宰) 
   日米関係の深層
◦松竹伸幸 (自衛隊を活かす会・事務局長)
   護憲派の軍事戦略
◦村岡 到 (『フラタニティ』編集長)
  「非武装」と「自衛隊活用」を深考する
 司会は、西川伸一氏(明治大学教授)。
 高野氏は、進行中のアメリカの大統領選挙について、「史上空前の珍風景」と評して、その惨憺たるというか、漫画的とさえ言える争いに迷い込んだのは、アメリカ帝国が崩壊過程に入って、この国が一体二一世紀にどう生きていくべきなのか、国家も政党も政治家・候補者も国民も、羅針盤が壊れて針路を見失ってしまっていることを示していると明らかにした(詳しくは本号の同氏の論文を参照)。
 松竹伸幸氏は、本誌創刊号掲載論文を下敷きに、さらにこの問題についてよく問われる論点として、①日米安保のもとで独自戦略は不可能か、②憲法との関係は整理できるのか、③国連指揮下の部隊への編成替えはどうか、を上げ、説明した。
 村岡は、本誌創刊号掲載論文の要点を再説した。
 質疑・討論も活発に行われ、充実した場となった。アンケートは19枚。

鷹野孟さん
高野 孟さん

松竹伸幸さん
松竹伸幸さん

村岡 到さん
村岡 到さん


会場内