日本針路研究所

プランB No.37 2012.3

特集:脱原発運動の質的深化のために

プランB No.37 
特集:脱原発運動の質的深化のために

ISBN978-4-904350-87-4 C0336
B5判84頁
定価900円+税
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Plan B No.37 目次

国民投票の定着と活用を 村岡 到
日本人に問われる歴史認識の再審
──日本になぜ三度目の原爆は落ちたのか 斉藤日出治
韓国の核発電反対運動と市民運動 李大洙  訳:岡田卓己
脱原発移行期の攻防

編集長インタビュー
布施辰治の思い出とその遺志を継ぐ 大石進さん
盗聴大国イギリスの現状──過熱する報道合戦の果てに 小森雄太
民主憲法下の司法制度 下澤悦夫
NPO日本針路研究所主催「討論会 現状と打開策──農業・税制・自衛隊」
市民連帯各地懇話会 CS神奈川懇話会 CS東京懇話会
2・19 国民投票の意義明らかに
アピール 小選挙区比例代表並立制を止め民意を公平に反映する選挙制度を
わが街の記念館
山梨県甲府市 山梨平和ミュージアム─石橋湛山記念館 浅川 保
時代閉塞を打破する生きざまを描く 一人芝居『啄木の妻・節子星霜』京都公演 河上 清
中国はどうなっているか──改革・開放後の巨大な変化 荒井利明
究極の市民運動としての全般的消費削減運動 瀬戸岡 紘
乱暴な、謎解き『動物農場』 ─「オーウェルと私」に代えて─ 西川伸一
三鷹事件再審を支援する会 竹内景助さんは無実だ!
書評
 中谷巌:著『資本主義以後の世界』 村岡 到
 ユルゲン・コッカ:著『市民社会と独裁制』 斉藤日出治
自著紹介
 小野一:著『現代ドイツ政党政治の変容/社会民主党、緑の党、左翼党の挑戦』 小野一
投 稿 従属理論から見た格差問題 浅田 明
生存権フォーラム案内
投 稿 核エネルギーの平和利用の残された可能性 平岡 厚
読者のページ
 水源地の土地取引制限 北山理仁  「坂の上の雲」への批判 斎藤亘弘
 週刊金曜日読者会から  大波慶苗
編集後記

国民投票の定着と活用を
村岡 到
●民主政を成熟させる手段・水路としてユダヤ人の法学者ハンス・ケルゼンは「国民投票」と「国民発意」を提案した(6頁)。
 大阪と東京での原発投票条例の成立をめざす活動は、原発再稼働阻止の闘いと相乗的に展開されることを通して、脱原発実現の水路となり、日本の民主政を成熟させるに違いない。(11頁)。

日本人に問われる歴史認識の再審──日本になぜ三度目の原爆は落ちたのか
斉藤日出治
●原発の普及にあたって殺人兵器のイメージを払しょくするために用いられたレトリックが「原子力平和利用」という言説であった(13頁)。
 福島原発の炉心溶融は、この神話を打ち砕いた。原発が原子爆弾に起源をもつにもかかわらず、この起源を押し隠し、原発が平和と開発のシンボルとして誕生したという神話が吹き飛んだのである(13頁)。

編集長インタビュー 布施辰治の思い出とその遺志を継ぐ 大石進さん
●1951年か2年ころの話です。突然布施の銀行口座に中国(総工会)から住宅が何軒も買えるほどの金銭が振り込まれてきました(26頁)。
 『レ・ミゼラブル』から。布施はこの場面から、「言葉はどのようにでも善意に広く解釈して人が救われるようにするところに本当の解釈があり、弁護というものの人道的な態度がある」と語っています(27頁)。

中国はどうなっているか──改革・開放後の巨大な変化
荒井利明
●中国がその進路を改革・開放へと大きく舵をきったのは、1978年末。それから30数年、この間の巨大な変化で、毛沢東時代とはまったく異なる中国社会が出現(46頁)。
 中国で現時点で質的な意味での転換を伴う政治の改革を望むのは非現実的である。ある友人に言わせれば、中国共産党はそうした「譲歩」をせざるをえない地点にまだ追い込まれてはいない(54頁)。

プランB No.43
終刊号:閉塞時代を打ち破る代案を!

プランB No.42
特集:農業の未来を探る

プランB No.41
特集:資本主導の近代化が抹殺したもの

プランB No.40
特集:ウィリアム・モリスをどう捉えるか

プランB No.39
特集:親鸞・共同体・真理

プランB No.38
特集:宗教と社会主義

プランB No.37
特集:脱原発運動の質的深化のために

プランB No.36
特集:編集委員と読者の提言

プランB No.35
論文号

プランB No.34
特集:脱原発移行期の課題

プランB No.33
特集:原発震災・農業・TPP反対

プランB No.32
特集:司法改革の課題

プランB No.31
特集:転機に直面する労働組合活動